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遺品整理業のきっかけは、とあるリフォームで…
とあるリフォームのご依頼。それは買い取った中古住宅をリフォーム
したいという不動産屋さんからのご依頼でした。
その物件は、高齢の男性が一人暮らしをされていましたが、最近老人
ホームでお亡くなりになられたと言うことでした。
現代の象徴的な状況です。
思い出を届けられないもどかしさ
いざ現場に到着すると、まるで時間が止まったような、つい先ほど
までここで生活していたような状態でした。敷いたままの布団や
食べ物はもちろんのこと、子供の結婚式の写真、可愛いお孫さんの写真、
手紙などもそのまま……。
施主である不動産屋さんの「室内のものは全て
処分!」の一言にどうしても納得がいかず、写真や形見になるであろう最低限の遺品を段ボールに詰め、ご遺族に届けてほしいと何度もお願いして、どうにか受け取って頂きました。
しかし、届けて頂けたかはわかりません。
一つでも多く、故人様の思い出とご遺族を繋ぎたい
このような悲しい状況を少しでも減らし、故人様との思い出をしっかりとご遺族に届けたいという思いから、「遺品整理士」の資格を取得し、「ハートアレンジ(心の整理)」として遺品整理業を立ち上げ、スタッフ一同頑張っています。
もしあなた様のご両親が、離れた場所で生活をされているのであれば、週に1度でも良いので連絡をとって頂けると幸いです。